タワー・オブ・テラーに乗ると・・・
サクッと撮影用のカメラ目線ができる、
ねーです!(^^)!
タワー・オブ・テラーの最上階で、
昼間も、夜景も、
どっちが好きか選んでって言われても
本気で困るくらいどっちも好きです。
(聞いてない・爆)
タワー・オブ・テラーの面白さは、
アトラクションの刺激だけではありません!
実は、バックストーリーがあって、
解明されていないことがあるんです。
それもそのはず、
ストーリーが始まって、
約120年前に突然止まりました。
今更解明は難しいかも。。。
ただひとつ、謎を解明するために
最後の手があります。
それは、
タワー・オブ・テラーに乗って見ること。
何か、知ることができるかも。
もくじ
タワー・オブ・テラーの謎
タワー・オブ・テラーの謎に迫りましょう。
歴史とハイタワー3世
タワー・オブ・テラーの謎を紐解くのに重要な、
主人公であるハリソン・ハイタワー3世の歴史を
確認しておきましょう。
1935年 アメリカ・ニューヨーク州にて、
ハリソン・ハイタワー3世誕生
1892年 ホテルハイタワーオープン
ホテルの敷地内に、収集した物を惜しげもなく飾る
1899年 アフリカのコンゴ族から、シリキウトゥンドゥを奪う
1899年 12月31日 ニューイヤーパーティーと、
シリキウトゥンドゥのお披露目会。
その直前、ハイタワー3世失踪事件発生。
1912年6月 ニューヨーク市保存協会設立。
ホテルハイタワーを保存・管理し、見学ツアー開始
私たちは、1912年から続く、
見学ツアーに参加しているということです。
(アトラクションのタワー・オブ・テラーは、
見学ツアーに参加するっていう設定なんです)
そこで、失踪したって言う、
ハイタワー3世って誰?
っと思った方、これからご説明します。
タワー・オブ・テラーのオーナーが
ハリソン・ハイタワー3世。
ハイタワー3世は、
探検家で、骨董品収集家、
そして、
ホテルハイタワーのオーナー。
この写真は、ホテルハイタワーに入ったドアの、
真上にあるステンドグラスです。
ここにいるおじさんがハイタワー3世なのですが、
よく覚えておいてください。
気が付いたら、至る所で目にしますので・・・
ハイタワー3世は、
有り余るお金と強欲さで、
歴史があり、価値があるものを、
世界中から集めています。
その様子が、よくわかる場所がこちら。
タワー・オブ・テラーに入ると、
ハイタワー3世の世界旅行の様子が、
描かれています。
ピラミッドから奪ったときのハイタワー3世、
遺跡から奪ったときのハイタワー3世。
ハイタワー3世って、
運搬の手伝いもせず船の先頭で、どや顔してますね。
欲するものをどんことをしてでも、手に入れるだけ。
ところで、絵画の遺跡って、
レイジングスピリッツに似てない?・・・???
あれ?似てるよね。
え?・・・あれ?
ここで、
レイジングスピリッツがある、
ロストリバーデルタに行って見ると・・・
木箱に入れて持ち運ぼうとしているのか、
放置されていました。
絵のように船には乗せられたけど、
そのあと運べなかったのかな・・・
元の位置から奪っておいて、
ひどいですよね。
そして、ハイタワー3世の
失踪事件の現場である、
エレベーターがこちらです。
ホテルハイタワーの最上階にある、
オフィスに向かうため、
シリキウトゥンドゥを持って、
エレベーターに乗り込みました。
動き出したあと、
緑の稲妻が走ったと思ったら、
エレベーターが・・・
目も当てられないくらい、
安全で頑丈なはずのエレベーターが
ぐちゃぐちゃな状態になっていました。
恐る恐る中を見てみると、
そこには、無傷のシリキウトゥンドゥと、
ハイタワー3世の帽子がありました。
どこ行った?
実は、今も見つかっていません。
見た方はいらっしゃいますか?
建物の謎
さっきからサラっと言っていますが、
この建物ホテルです。
壊れたエレベーターの隣には、
ザリンピックレストランという、
レストランもちゃんとあるんですよ。
アメリカのニューヨーク市の一等地に建てた、
高さ59メートル、14階建ての巨大なホテル。
ハイタワー3世は、
わがままでお金も権力もあったので、
気に入った建築士に
わがままを言ってはケンカして解雇し、
また雇ってはケンカして解雇していました。
3世「ワシはこの建物に、こういうモチーフを入れたいんじゃ!」
建築士「それでは統一感がありません!」
3世「言われたことだけをやればいいんじゃ!
口答えしよって!解雇っっっ!」
って繰り返していたのでしょうね。
世間一般のデザインに納得いかないハイタワー3世は、
ゴシック様式、イスラム風、インド風など、
いろんな様式のかっこいいところをとっています。
そんなちぐはぐの作りが
私たちに奇妙さ・不気味さを感じさせるかもしれません。
だから、こんなに奇怪な形のホテルが、
できてしまいました。
なんで保存されてるの?
なぜ、オーナー不在のホテルハイタワーが、
今もなお、残っているのでしょうか。
その疑問に答えるために、
この人をご紹介したいと思います。
オレンジ色のドレスを着ているこの女性は、
ベアトリス・ローズ・エンディコット。
え?誰?
ですよね。
わかりやすく言うと、
S.S.コロンビア号の運航会社、
U.S.スチームシップカンパニー社長である、
コーネリアス・エンディコット3世の娘なのです。
「へ~・・・っで?」
ですよね。
ハイタワー3世と、エンディコット3世は、
ずっと仲が悪かったそうです。
お互い成功してお金持ち同士ですもんね。
(タートルトークに飾ってあるもの)
このローズさん、
父親と仲の悪かったハイタワー3世のこと、
子供の頃にハイタワー3世の冒険物語を読んでから
尊敬していたのです。
ちなみに、こちら。
(タートルトークに飾ってあるもの)
当時の日本の新聞で、
なぜだかハイタワー3世が写ってる(笑)
話しは戻って、
ハイタワー3世の失踪後、
エンディコット3世が
ホテルハイタワーを買い取りました。
新しい建物を建てる予定をしていたのですが・・・
なんと、
ホテルハイタワーを守るために、
ローズがニューヨーク市保存協会を設立、
「歴史的な価値がある」と、
正式に保存することになりました。
それで、ハイタワー3世の謎も、
ホテルハイタワーの不可思議な建物も、
現在に、受け継がれています。
タワー・オブ・テラーの場所はここ!
タワー・オブ・テラーは、
アメリカンウォーターフロントの中でも
奥の方に位置しています。
エントランスから歩いても、
ダッフィーのいるケープコットクックから歩いてきても、
ちょっと遠い場所にあります。
そして、さっきも言いましたが、
タワー・オブ・テラーは、
ディズニーシーでは1番高い建物です。
どこからも見えるので
近いように感じますが、
見えてる分、
歩いててなかなかたどり着かないと
余計に遠く感じちゃうかもー( ゚ε゚;)
ロストリバーデルタから撮っても
タワー・オブ・テラーが
この大きさで見えます!
背が高いから離れていても、
近くにあるみたいに感じますよね。
この存在感。
タワー・オブ・テラー、
タワー・オブ・タワー、
トップ・オブ・ビルディングです。
(よくわからない人、正解です。)
タワー・オブ・テラーの周辺情報
タワー・オブ・テラーの
周辺情報をご紹介します。
①ウォーターフロントパーク
タワー・オブ・テラーの目の前は、
ウォーターフロントパークという、
広場になっています。
イベントのモニュメント、
ショー、演奏、グリーティングなど、
いろんなことができます。
また、広場を囲う石垣に座れるので、
休憩したてくつろいだり、
食べたり飲んだり、
ゆっくりできる場所です。
②トイストーリーマニア
2012年7月のオープンから、
不動の人気を誇っています★
現在でも待ち時間が3桁になることが
珍しくない人気っぷり。
スコアが出るゲーム形式なので、
ハマるともっと高得点を出したくなる、
中毒性がかなり高め!
③ドックサイドダイナー
お食事、軽食、ドリンクなど、
ゆっくり楽しめるレストラン。
貨物倉庫を改装して豪華客船の待合レストランにしました。
たまに、ドックサイドダイナーの前で、
キャラクターのフリーグリーティングをしています。
キャラクターの衣装が、
20世紀初頭のアメリカンな感じなので、
とってもかわいいですよ♪
④タワー・オブ・テラー・メモラビリア
タワー・オブ・テラー・メモラビリアで
売っている、タワー・オブ・テラーのグッズはこちらから↓
おわりに
まさかの、アトラクションの内容には、
一切触れない記事になりました(笑)
バックグラウンドストーリーが、
面白いので中心にしました。
タワー・オブ・テラーのストーリーを知ると、
また違った面白さがありますよ。
タワーオブテラーが苦手な人に、
読んでもらいたい記事です。
友達数人と行くと、
「本当は乗りたくないのにな・・・」
って言い出せなくて、
無理やりタワテラに乗る人もいますよね?!
そういう方に、届いて欲しい記事です(笑)